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2022年12月
新春を迎えるにあたり コロナ禍の中、皆さんにお会いする機会も減っているのですが、つれづれの思いを書かせていただきます。 戦後、「教え子を再び戦場に送るな」の合言葉の元、日教組運動は進められてきました。 しかし、ここにきて、戦後が戦前になりそ…
2011年より、秋に開催しているチャリティーゴルフで、参加された皆さんからの浄財を中澤実行委員長にお願いしてNPO法人沖縄・球美の里に寄付をしています。今回、私は球美の里での様子を視察させていただき、活動を見てきました。先日、その久米島の球美の里で保養をされていた福島県のお母さんから、実行委員長あてにお礼のお便りが届きましたので、ご紹介します。
始めまして。この度は、私ども親子を「沖縄・球美の里」に連れてきていただき、ありがとうございます。おかげで、福島県いわき市から南国の久米島に飛行機で飛び、毎日リフレッシュしながら過ごすことができました。
私たちは、東日本大震災の時は車中で、電信柱がぐらぐら揺れて道路もあちこち割れて、この世の終わりのような感じでした。その後の原発事故で、いわき市~福島市~私の実家の仙台市に避難したりしました。上の子が高校に進学する時でしたので、いわきに戻り、私と下の子どもは家の中での生活が多く、放射能の不安だらけでした。いろんな情報が混乱を招きました。でもそんなことばかり考えていられません。私もボランティアに参加して小さな子に絵本の読み聞かせなどを行い、前向きに生活しています。そんな中、昨年の12月に球美の里のことを知り、応募させていただきました。
空気のきれいな久米島の海にかこまれ、砂も水も思い切り触れることができ、子どもも毎日外で元気に遊びました。東洋一美しいハテノ浜での水遊びやアーラ浜での貝拾い、毎日いろいろな場所での倒しい思い出。時が過ぎるのは早いもので日程が明日で終わろうとしています。ここでの楽しかったことを生きる糧にし、これからの前向きに明るく生きていきます。本当にありがとうございました。感謝の思いでいっぱいです。拾った貝殻も同封します。
NPO法人沖縄・球美の里は、ジャーナリスト広河隆一氏が理事長をされ、福島の子ども保養プロジェクト in久米島として運営している保養所です。本当は、国が責任を持って行わなければならない保養事業であります。国は子ども達の健康を真剣に考えているのか、本当に腹立たしい限りであります。私は、これからもこの活動を見守りたいと思います。
NPO法人沖縄・球美の里 http://kuminosato.net/