未分類
2024年6月
国では、こども基本法を制定し、それに伴って、こども計画を作成するようにとしています。 こども基本法はこども権利条約にそった内容になっています。 権利条約では、差別の禁止、子どもの最善の利益、生命生存及び発達に対する権利、子どもの意見の尊重が…
長年、文教委員会に所属していたのですが、今期は、農林水産員会に所属することになりました。以前より食料の安全保障が重要だと訴えてきました。今年のロシアによるウクライナ侵攻を受け、日本の食料の安全保障がいかにもろいものかを痛感した人も多いのではないでしょうか。
日本の食料自給率は皆さんのご存知のように先進諸国では最低の38%(カロリーベース)と低迷しており、政府としても今後、自給率の向上を図っていきたいとしています。今までの農政を見直していく必要がありそうです。
私も少しでも安全な食材を選びたいと考え、安全な食べ物のネットワーク「オルター」から、有機野菜や無添化加工品を購入しているのですが、子ども達が食べる学校給食にも有機野菜を使ってほしいと県や市町村、学校等に要望活動を続けてきました。
紀の川市・和歌山市など、今後、導入するよう準備している市もあり、少しずつですが、共感していただける市町村も増えつつあります。
全国的にも愛媛県の今治市、千葉県のいすみ市、福島県の喜多方市など、全国でも有機食材を給食に取り入れている市町村もあります。
私達の体は食べ物でできています。ネオニコチノイド系の農薬が脳に与えるダメージが大きいと学会でも議論されています。特に子ども達への影響が心配されています。
化学肥料や農薬に頼らない有機農業の取り組みがもっともっと広がるよう、心から願っています。そのためにも県としてそのための施策をしっかりと進めていくよう頑張っていただきたいと思います。