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2024年9月
全国障がい者スポーツ大会に参加して 10月26日から28日の三日間、「SAGA 2024」全国障がい者スポーツ大会が佐賀県内において繰り広げられました。 「すべての人に、スポーツの力を」をテーマに佐賀市、鳥栖市を中心に競技が行…
全国障がい者スポーツ大会に参加して
10月26日から28日の三日間、「SAGA 2024」全国障がい者スポーツ大会が佐賀県内において繰り広げられました。
「すべての人に、スポーツの力を」をテーマに佐賀市、鳥栖市を中心に競技が行われました。
私は、全国障がい者スポーツ大会の参加は和歌山国体以来のことで、26日の開会式には間に合いませんでしたが、2日間和歌山県の選手団をしっかり応援してきました。
知的部門男子バレーボールの試合、佐賀県チームとの決勝戦、会場はほとんどが佐賀チーム応援団というアウェイの中、和歌山県チームもよく健闘しました。
一点の攻防を繰り返す白熱した試合となり、最終2対1で敗れましたが、選手たちの活躍は大きな感動を呼びました。来年につながる試合だったと思います。
今回の大会で特筆すべきは、サポーターの活躍でした。
大学、短大、専修学校、高校から1300人ものサポーターが各都道府県の選手団のサポートや運営のサポートにあたり大会を脇から支えてくれました。若い人たちの力に日本の未来を見ました。
日本もまだまだ捨てたものではないという気持ちにさせられました。
障がい者スポーツ大会は介助をしてくれる方や病気やけが、体調不良等の補佐をしてくれる方など多くの皆さんに支えられた大会です。車いすの方、視覚や聴覚などの障害をお持ちの方、身体欠損の方等々様々な障害をお持ちの大勢の皆さんが笑顔で精いっぱい競技をされている様子に心打たれました。また、競技をされている皆さんを支えるサポータの皆さんが本当に素晴らしく、会場全体が優しい空気に包まれていました。
私たちが日常くらす社会の中で、障害を持った方が見えにくくされています。子どもたちは特別支援学校に通い、地域の中では見ることができません。障害を持っているというだけで暮らしにくい社会を変えていかなければなりません。
全国障がい者スポーツ大会に参加し、ひとり一人がそれぞれの個性を出し合いながら生きていける社会を目指したい、と強く思いました。