2024年2月

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思いつれづれ

1月1日以降に発生した能登半島地震は、大きな衝撃を私たちに与えました。お亡くなりになった皆さんにはお悔やみを被災された皆さんに心からのお見舞いを申し上げます。

未だ復興の道は険しく、4月現在でも避難所での暮らしを余儀なくされている方々のことを思うと行政としてやるべきことは何かと改めて考えさせられます。

そのような中、3月11日が再び巡ってきました。

13年前の夏、東北の被災地を訪れ、がれきに埋もれた街々を目の前にし、自然の力の前ではどんなに人間の力が小さいのかを思い知らされました。再び、能登半島地震に遭遇した私たちは、復興をどのように進めるべきか、今一度東北の地から学ぶべきことを探しに出かけてまいりました。

がれきに埋もれた海岸線には14メートルを超える防潮堤が築かれ、それぞれの町を守っていました。津波が逆流した川には巨大な堰が作られていました。

家々が流された跡地は更地となり、住民の皆さんは高台にある新しい住宅地に移っていました。

13年の歳月を感じるにはいられませんでした。でも住民の2割弱の方々が戻っていないということで、街づくりを進めていくうえで大きな課題であると話されていました。

 

地震大国日本に住んでいる私たちはいつどこでも自然の猛威から逃れるすべを持っていません。

災害にあった時の対策・措置をもっと考えるべきだと思います。

イタリアでは国の防災省が中心となり、防災対策用の巨大な倉庫を各市町村に設置しています。

災害にあった市町村を各方面から迅速に支援する仕組みがつくられています。

日本では各自治体がそれぞれに対策を講じていますが、それには限界があると感じます。

 

国も本気で防災対策を講じるべきだと強く感じた視察となりました。

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この記事を書いたヒト

和歌山県議会議員 | ふじ本まり子

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