未分類
2024年6月
国では、こども基本法を制定し、それに伴って、こども計画を作成するようにとしています。 こども基本法はこども権利条約にそった内容になっています。 権利条約では、差別の禁止、子どもの最善の利益、生命生存及び発達に対する権利、子どもの意見の尊重が…
子ども達の読書環境を整えていただきたいと長年取り組んできました。いつでも開かれた学校図書館を実現したいと、学校図書館司書の充実を求めてきました。
質問のための調査を進めているうちに「読書と学力」の関連のデーターを見つけました。今までも読書が勉強にいい影響を与えると言われてきましたが、実際証明されたわけです。ベネッセが小学6年生10000人と実力テストの1年分の履歴を解説しています。
読書量が多い子ほど学力が向上しており、その影響は特に「算数」でみられます。読書は学力が低い子どもほどプラス効果が大きいことが明らかになっています。
2021年3月の発表では読書が国語の知識や思考力といった多様な資質・能力の形成にどのような効果を持つかを公表しました。どのグラフを見ても本を多く読む子どもほど偏差値の変化にプラスの効果があるとしています。また、学力の低い子どもほど効果が大きいことが示されています。
ベネッセのまとめでは読書が教科の学力の伸びと関連している可能性が示されました。子どもたちの読書した体験は、多様な資質、能力を高めることにつながると考えられます。
あくまで民間の調査ですが、貴重なものです。
子どもたちが本にいつでも親しめる環境を整えることが、実は生きる力をつけることにつながります。
学校図書の充実と一校に一人の学校司書を求めてこれからも頑張っていきたいです。
和歌山県議会議員 藤本眞利子