県議会だより

2020年2月議会

防災・減災・国土強靭化の促進、医大薬学部設置等の投資的経費を含め過去10年間で、最大の5904億円余を計上、採択されました。

・「部落差別の解消を推進するための条例」が賛成多数で可決、成立しました。

県では市町村との役割分担を踏まえて、その地域の実情に応じ、部落差別を行った者に対して必要な説示を示すとともに部落差別を行わないよう促すものとする、従わないものには勧告を行なうと定めました。
全国でも先駆けた条例となっています。

冒頭、議長から、新型のコロナウィルスによる感染が確認され、感染された方々に心からのお見舞いと一日も早い回復を願うとのコメントから2月議会が開会されました。
新たな感染が確認されるたび、不安は増大する一方であるが、過剰に心配することなく、時を逸することなく関係機関ともしっかりと対応をしていくとの挨拶でありました。

新型コロナウィルスへの対策

県新型コロナウィルス感染症対策本部を立ち上げ、二つの対策を講じる。

第1に県民への感染をくい止める対策
早期発見、医療に繋げる、医療機関や医療関係者と連携し、保健所単位で医療体制を構築していく。

第2に県内の観光業者をはじめとする事業者への対策
観光客の減少等経営悪化が懸念される事業者に対して金融支援を行う。

新政策

子どもを安心して育てる環境を充実
県内全小学校区への放課後児童クラブ設置を促進するとともに、学校の空き教室を活用した子どもの居場所づくりや子ども食堂の機能強化に加え、一人親家庭への訪問支援体制を整備する。

和歌山における働き手を確保
就職氷河期世代を正社員といて雇用する企業制度を創設、産地が主体となって就農希望者を受け入れ、育成する取り組みを支援、県内産業の働き手を確保

新産業の創出、先端技術の導入を加速
Lotやロボットの導入を促進する企業への支援、ICTや宇宙産業など将来的に成長が見込まれる分野での企業の誘致や集積に取り組む。IRの誘致を進める。

県民の命と暮らしを守る取り組み
防災・減災・国土強靭化対策に着実に取り組む。海洋プラスチックゴミ散乱防止条例の制定

地域の魅力を高める取り組み
高速道路や県内基幹道路の早期整備と地域に適した交通体系の再構築を支援

4月22日~24日 5月11日

新型コロナウィルス対策のための補正予算追加のための臨時議会開会

4月臨時議会では113億9200万円の追加補正5月議会では37億円の追加補正が計上、可決成立しました。
医療提供体制の強化、軽症者受け入れの施設確保、医療従事者の宿泊費支援、事業者資金繰り支援、学校におけるオンライン授業のための環境整備などの予算が追加されました。

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