県議会だより

これでホントの経済対策?!

今議会の一番の議案は、国からの経済危機対策として県にも過去最大の補正予算が下りたことです。

471億円という予算規模になっており、その内訳はおおまかに公共事業に240億円、その他危機対策関連に222億円、その他であります。

公共事業は新規分も含まれますが、大方は予算の前倒し、また危機対策関連もその内160億円は、基金積み立てであります。県としても降ってわいたような予算でありますので、国の示した事業内容のなかで消化しようと躍起でありますが、「えっ、そんなことで使っていいの?」と不安は増すばかりであります。

国は今回15兆円の経済危機対策補正予算を組みました。しかし、その内訳は10兆円あまりを国債で賄うとのこと。また、県も今回は9件の基金に160億を積み上げましたが、国では特別法人もふくめ46の関連法人に基金を積み上げました。官僚の天下り先になる特別法人に予算を積み上げ、どのような経済対策を行うのか、私には納得できません。公共事業にも多くの予算がつきましたが、15兆円もの予算のツケは2年、3年後の消費税を含む大増税と言う形で、国民に回ってきます。

現在でも、私たちの市民税、県民税はじわじわと高くなっています。国民健康保険の保険料も値上げされており、国民、県民の負担は大きくなっています。先ごろ、鳩山代表とともにご挨拶をさせていただいた時も、「理念なきばらまきをやめさせなければならない」と訴えました。

政権交代をし、国民のための政治に改めていかなければなりません。私たちの納めた税金が、私たちのために使えるよう、民主党に仕事をさせてください。民主党へのご支援を心からお願い申し上げます。

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