2021年9月

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8月の下旬にちょっとした不注意から左足首にヒビが入ってしまい、病院からは全治一か月を言い渡されてしまいました。

固定した足は不自由だし、左足をかばって右足の膝に水が溜まって痛いし、さすがに両足が使えなくなった時は途方に暮れてしまいました。

とにかく両足が使えないので、家の中で車いすを使用するのですが、家の中も段差だらけだし、玄関からは段差のため出られません。一番困ったのはトイレで、その都度何とか工夫しながら用をたすのですが本当に困りました。

今まで、障害者問題も議会では何度となく取り上げ、バリアフリーの社会にしていこうと呼びかけてきましたが、実際自分が車いすを使うことになった時、改めて社会が、生活全般がいかにバリアフリーになっていないか、と気づきました。

人間というものは自分の身にならなければ、頭ではわかっていても実感として分からないのだなあと改めて認識させられました。

車いすから見える社会は、まだまだ困難が山積みされており、それをひとつずつ解決していくことこそが政治の仕事だと思いました。

人から見れば、足の骨折はよくある話だし、たいそうなことはない話なのですが、私にとっては大変貴重な経験をさせていただいたできごとでした。

多くの皆さんに助けていただきながら、9月議会でも質問をさせていただきました。ありがとうございました。

今回の経験を忘れないように、今後も頑張っていきます。よろしくお願いします。

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この記事を書いたヒト

和歌山県議会議員 | ふじ本まり子

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