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第2回 2010年5月8日
  • 講演=平和と人権 〜坂田雅子さん監督による「花はどこへいった」DVDを鑑賞〜
  • 講師=藤本 哲史さん (部落解放同盟和歌山県連合会 書記長)

ベトナム戦争時、アメリカによってベトナム全土に散布された枯葉剤が、今なお大きな被害をもたらしている事実を描いています。映画の冒頭で、坂田さんが枯葉剤の被害を撮影するきっかけは、アメリカ人の夫の死亡原因がベトナムでの従軍時代の枯葉剤ではないかと示唆されたからだと語ります。夫であり、フォト・ジャーナリストであったグレッグさんは、ベトナム戦争終結後もたびたびベトナムを訪れ、貴重な写真を数多く残しています。

「花はどこへいった」ジョーンバエズの歌声とともに映像のなかで、大きな障がいをもつ子ども達や奇形の子ども達が、家族に見守られながら懸命に生きている様子を映し出しています。戦後30年余りが過ぎる中で、3代にわたり枯葉剤の影響を受けた子ども達が、懸命に生きている様子を伝えています。

大地を汚し、人間を侵し、何世代にも渡ってすさまじいまでに悲惨な状況を生み出し続ける戦争。私たちにできることは何だろう、ベトナム戦争は過去のものではない、イラクにおける劣化ウラン弾の被害もその延長線上にあると思います。

DVD鑑賞後、藤本哲史さんから、取調べの可視化や人権侵害救済法、今後の日本の役割など、平和と人権についてのお話を伺い、スクール生のみなさんと意見交換をしました。