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2016年9月 一般質問

科学技術の拠点づくりについて

ドローンや宇宙航空分野はこれからの産業を担う未来ある分野である。
和歌山はその分野への可能性を持っており、和歌山大学の秋山教授らの取り組みも大きな力になります。

今年度、県においては宇宙航空分野の産業化を進めるとしているが、どのような構想を持たれ、どう進めようとしているのか。また、宇宙航空分野やドローン等を和歌山県の産業に生かすため、産官学の協力しながら進めてはどうかと思うが、知事に所見をお聞きする。

今年度、県としては、県内企業が航空産業に参入するために、必要な品質管理等に関する認証に取得を支援する制度を創設しました。

また、県の発案のもと、秋山教授の協力を得て、産官学による勉強会を立ち上げ、現時点で航空宇宙産業に関心を持つ。県内企業9社の参加を得ています。

9月の勉強会では、衛星やドローンを活用した農業や防災システムの構築などに県内の電気・電子企業やソフトウェアー企業が技術を提供できるのではないかと検討していく事になっています。今後も産官学が一緒になって取り組んでいきます。

子どもの貧困について

2012年の「国民生活事態調査」によると子どもの貧困率が16.3%となり、6人に一人が貧困状態にあると示された。一人親世帯では54.3%と最悪の水準となっている。

平成26年1月施行の「子どもの貧困対策の推進に関する法律」が施行されているが、県内の子どもの貧困の実態はどうなっているのか、どのような施策を進めているのかお聞きする。

県としては、今年度を目途に子どもの貧困に関する計画の策定に取り組んでいるところであります。支援の緊急性の高いと考えられる生活保護の子ども、ひとり親家庭の子ども、社会的養護を受けている子どもについての現状把握をもとに、外部有識者の意見も伺いながら必要となる対策を盛り込む予定であります。

「大学生等進学給付金」「子どもの居場所づくり」「子ども食堂」の3事業を新たに実施しているとともに、地域における「子どものみまもり制度」を構築し、その対応に取り組んでいきます。計画策定後も教育委員会、関係各課で構成する庁内会議を引き続き開催し、貧困の連鎖を断ち切るために一丸となって取り組んでいきます。

教員の多忙化解消について

教員の多忙化が大きな社会問題となっているが、県教育委員会はどうのように認識しているのか。

また、多忙化解消に向け、どのように取り組んでいるのか。さらに部活動が教員の多忙化の大きな要因となっているが、どのように捉えているのか、タスクフォースでも取り上げられている部活動についての取り組みもお聞きする。

近年、急激な社会の変化に伴い、いじめ・不登校や暴力行為、特別な支援を必要とする児童生徒の対応など学校現場を取り巻く環境が複雑かつ多様化し教員に求められる役割は拡大しています。

多様な教育課題に対応しなければならない状況に加え、事務量の増加や保護者への対応、運動部活動の指導等により、担うべき業務も増えています。

多忙化解消は子どもと向き合う時間を確保するとともに、教員の心身の健康を保持するためにも極めて大切なことだと考えています。

多忙化解消の取り組みとして、研究指定校事業の削減や校務システムの導入などの対策を講じます。

また、これまでも調査・アンケートの精選、会議や研修等の簡素化・統合などに取り組むとともに市町村や県立学校に対しても取り組んできました。しかし、十分な対策になっていないことから、昨年度より庁内プロジェクトを立ち上げ、より具体的な方策について検討しています。

部活動については平日の放課後とともに練習試合や大会等で土日等も活動している状況も認識しており、県教育委員会では一部の学校へは外部指導者の派遣や効果的・効率的な指導の手法を学ぶ研修等を実施しています。

昨年9月「和歌山県中学校運動部活動の在り方に関する有識者会議」を立ち上げ議論しています。週1回は休養日を設ける意見が多数となっています。

中学校では週1回は休養日にすることが妥当であり、県中学校体育連盟と連携しながら取り組んでいきます。

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