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【2004・6月一般質問】

この6月議会では「食」という切り口から給食問題、農業問題、食のブランド化等々
を質問しました。有機農業の生産者の方や流通の仕事をされている方、また、
県の職員さん等々いろんな方の助言をいただき質問させていただきました。



Q.現在大変食の教育については問題となっています。そこで市長の見解は?

食育は「知育、徳育、体育」の基盤となると認識しています。「教育のパワーアップ」の特に心の教育という面での重要課題であると位置付けています。

家庭においても学校給食においても子どもの味覚が育ち、食べる楽しさを知って、食べ物に対する興味と関心が湧いてきます。自分で料理をしてみようという気持ち、誰かに自分の作ったものを食べてもらおうという「おもてなしの心」も男女を問わず育まれていくと思っています。今後も市といたしまして食育の推進を通じ子ども達の健全育成のため各関係部局にも連携を働きかけてまいります。



Q.和歌山における地産地消の取り組みと安全な地元農作物を
  学校給食にという地産地消の導入についての見解は?

給食を作っている保育所、小学校、共同調理場がそれぞれの地元商店街などから材料を購入している関係から各施設や納入業者に対してできるだけ地場産物の取り扱いに努力するよう指導していますが、より実質的効果の出る手法はないか、研究している段階です。安全な地場産農作物を学校給食に使用するという地産地消は地域の「農」と「食」との関わりを見つめなおし、その結びつきを深めるのであり学校給食への導入につきましても極めて有意義であると考えています。



Q.和歌山市の給食を地元の安全なお米を使った米飯に移行してはどうか

米飯給食の移行については全ての小学校で米飯給食を実施することは困難な情況ですが、今後を見据えた中で実施回数を増やす事を検討するとともに併せて市内産米の使用について県学校給食会に要請していきたい。



Q.学校給食の地産地消及び米飯給食の見直しを
  具体的に進める方向を示してほしい。

地産地消について和歌山市は県下最大の米やしょうが、大根、キャベツ、白菜などの産地であり、多彩な農作物が生産されています。市全体で学校給食に計画的に取り入れていくことについては教育委員会だけで進めていくことは困難であると認識しています。関係部局と連携し生産及び流通システムの構築等も視野にいれ導入にむけ多方面から研究していきたい。



Q.和歌山市の田んぼを農業を守るため優遇措置等積極的な支援を
  すべきだと思うがどのようにお考えでしょうか。

農業従事者の高齢者や固定資産税の宅地並みに近い税金等により市街化区域では農業経営を継続していく事が難しい状況となってきておりその結果、農地が減少していきます。市街化区域の農地は食料の生産の場であるばかりでなく美しい景観の形成や洪水時の遊水地として、また児童が身近に自然とふれあえる教育の空間の提供などかけがえのない多面的機能を有しています。本市ではその素晴らしい役割を認識し、市民農園の開設や環境保全型農業に取り組む農家に対して施策を創設したところですが引き続き市街化区域における農業のあり方について研究しているところです。



Q.高卒者を含む若年者の就労対策の支援について

若年者の失業率の上昇の背景として職業意識形成が不十分であったり就職してもすぐにフリーター化する若者が増加しており、時代を担う若年者への就労対策は大変重要であると思っています。「和歌山企業ウオッチング事業」を実施し、市内企業に就職を希望する学生を対象に地元企業を紹介し学生が進路決定の際の参考にできるよう企業見学会を行なっています。本年度は早期就職をサポートするため専門講師による就職活動のための自己分析や魅力のある履歴書・職務経歴書の作成方法、また、自己をアピールするための模擬面接の実施や就職情報の効果的な収集方法などを盛りこんだ「若年者就職支援セミナー」を開催しています。今後とも国・県・関係機関等と連携を強化しながら若年者の就労対策に取り組んでいきたい。



Q.市和商デパートの開催を市和商から街中の商店街に移してはどうか

市和商デパートは28回目を迎える一大イベントとして地元にも定着しており地域の方々にもご協力を得ながら全生徒が勤労体験学習の場として参加する有意義な学校行事となっています。準備や指導のための期間も長期にわたり開催場所を変更することについては課題が多々あるため今後研究していきたい。



Q.16年3月に出された地域活性化戦略提言書の施策案を
  実施する予定はあるのか

提言にあることは小さな事柄でも実行に移し「やりきる」ことを積み重ねる事によりまちには活力が生まれてくるものと考えています。施策として特定のテーマに対して一定の審査を行なった上で公益性の高いものについては補助金の交付あるいは委託等の方法により支援していく「市民提案事業」を早期に実現できるよう取り組んでいきたい。



Q.和歌山市を売り込むために汗をかく部署、人材だと思うがどうか。

必要な情報を集約・加工した上で発信し具体的な事業をタイムリーに立ち上げていく必要があります。「プロジェクトチーム設置に関する規則」に基づき核となる部署を中心としてチームを立ち上げ関係部署間を横断的かつ有機的に連携・機能させる必要があると考えています。



Q.和歌山市のブランドの売り込みをはじめNPOをはじめ
  民間へアウトソーシングすることについて考えは?

和歌山ラーメンなど他の地域に負けないものがあるがたくさんある店の中から行政が特定の店を選び出し情報提供することは公共の立場からかなり難しい面があると考えています。

和歌山市には他の地域に負けないよいものがたくさんあるわけですから市民参加により和歌山ブランドとなりえる素材の再発見と掘り起こしをさらには売り込みについてNPOをはじめ民間の外部委託することは提言とも合致いたしますので積極的に対応していきたい。
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