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2008年9月

現在版寺子屋めざす童楽寺訪問

かつらぎ町新城地区にある子どもの寺「童楽寺」に行ってきました。山と川に恵まれた小さな村落の中に楽しそうなお寺があり、笑顔の優しい住職の安武さんが、ご夫婦で私たちを迎えてくれました。
西国第2番紀三井寺を総本山として5月に落成式を終えたばかりのお寺ですが、子どもに関する活動を積極的に行っており、その取組のユニークさもあって、今すごく注目されているお寺です。「ザ・現代版寺子屋」をめざしているとあって「寺子屋教室」体験メニュー、世界遺産と祈りの道ウォーク、季節限定とっておき体験ツアーなど、聞くだけでも楽しげな活動をされています。泊り込みでもOK、日帰りメニューもあるよ、といった形で子どもたちを応援してくれています。また、地域の皆さんや大学生のボランティアがこの活動を支えてくれています。私たちがお邪魔したときも、大学生のボランティアさんがいらっしゃいました。
童楽寺は、里親認定も受けていただいており、4人の子どもさんを預かっておられました。里親として、また違ったご苦労もおありだと思いますが、そんな様子を微塵も感じさせない安武さんの人柄に感心させられました。
童楽寺では、ボランティアを募っています。今でも大勢の方々に支えられていますが、機会があれば是非立ち寄ってみてください。

人材育成は百年の計。教育は米百俵

学習指導要領が改訂されます。ゆとり教育によって子どもたちの学力が低下したとの理由で、子どもたちが大好きだった総合的な学習の時間が削減され、授業数が増えました。なんだか短絡的すぎて、あきれます。そんなに国の教育方針が変わっていいのだろうかと疑問です。世界の子どもに比べ、日本の子どもが欠けているのは学習への意欲であります。また、教育予算であります。
平成19年度の学習状況調査で、秋田県が好成績を収めました。競争をあおるつもりはありませんが、秋田の取組に学ぶ点がたくさんあります。
まず「少人数学級」の導入です。小学1,2年生、中学1年生では30人程度の学級編成を実現。小学校3年から6年、中学校2・3年では、基礎教科で20人程度の少人数授業を可能にする人的配置をしたのです。平成13年度から19年度までの6年間で約52億円を投入し、人材育成に先行投資してきました。
「悉皆調査から個々の状況は把握できている。医学的に言えば救わなければならない子がいるのが分かっているのだから、しっかり力をつけてもらいたい」「課題はまだまだあるが、教育の底上げは一応の成果を見た」と根岸教育長が語っています。
また、「秋田わか杉国体」の強化策から学ぶことが多かった、とも語っておられ、7年後に国体を控えた和歌山県もヒントにしていただければ、と考えます。
和歌山の子どもたちが、自信と誇りの持てる教育を進めていくためにも、県だけではなく国のレベルで教育に予算をつけていただきたいと、強く望むものです。